2011年10月31日

ビジネス・ブレークスルー757チャンネル、長期モニターレビュー(6)〜福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか〜



画像名

福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか?(詳細解説) - YouTube



ビジネス・ブレークスルー757Ch」長期モニターを堪能中です。 その(1)その(2)その(3)その(4)その5からのつづきです。



10月28日、大前研一さんは福島第1原発事故に関する再発防止策などをまとめた報告書を細野豪志原発事故担当相に提出しました。 ←ニュースではなく大前研一ライブ608の中で知りました(汗)



ニュース

時事ドットコム:「安全庁に生かしたい」=大前氏の報告書受領−細野担当相

大前氏「福島第1事故は人災」 独自分析を原発担当相に提出 - 47NEWS(よんななニュース)

大前研一氏「天災ではなく人災」 原発相に原発検証結果提出  :日本経済新聞



大前研一さんはボランティアでこの活動を行ってきました。 6月26日の「大前研一ライブ」で告知されてたアレです。 まとめられた報告書は要点が非常に分かりやすくまとめてあります。 そしてそれをYouTubeとBBT757Chのサイトで無償公開されてます。 今後の原発再開に関する議論のたたき台になるかと思いますので興味がある方はどうぞご覧になってみて下さい。



※このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。(詳細は末尾で)



詳細は以下より


福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか - YouTube


この動画は28日に行われた記者会見の様子です。 手短に要点を絞って分かりやすく報告してます。



大前研一さんは政府から「中立な立場からのセカントオピニオン」として「検討プロジェクト」を任され、今回の報告書をまとめました。 この活動はボランティアです。 政府に雇われたわけではありません。 だから中立的な報告書になってるとのこと。 報告書(186ページ)は以下のリンクですべて無償公開されてます



株式会社ビジネス・ブレークスルー|代表大前研一。東日本大震災および福島第一原子力発電所事故に関するプレスリリース



報告書のポイントを動画から抜粋してテキスト化してみました



内容抜粋




(この報告は)中立的な立場なので、必ずしも政府、産業界の思惑と一致するものではない


東京電力、日立、東芝などの専門家とも議論してレポートをまとめた


(今回の事故は)津波に対する想定が甘かったのではなく、どんなことが起きても過酷事故は起こさないという設計思想がなかったことによる事故だった。


安全委員会の設計指針には交流電源について代替が可能な場合、長期の電源喪失は想定しなくていいと書いてある。 事故が起きた最大の理由はこの一文(設計指針)


よって天災ではなく人災である


人災であるにもかかわらず、誰も責任を取ってない。


(事故当日に)電源が確保できた原発は冷温停止できた


格納容器ですべて守るという(今までの)設計思想が間違ってた


炉心溶融は想定してないので設計上考慮されてない


福島第5と6は空冷(ヒートシンク)が機能して事故に至らなかった。これは(建設当時の)設計上にはなく、後付の処置だった。 それがたまたま役立った。


(事故を防ぐには)冷却するための電源の確保が一番大事


(再発防止のためには)大きな津波を想定するのではなく、「電源」と「冷却(ヒートシンクを含め)」の確保が大事


この2つをクリアーしない原発は再稼働しない。 再稼働してはいけない


今回は常用電源と非常用電源を一列に並べていたために、一斉に津波にやられ、すべて使えなくなった。 「同じ仕組みの多重化(バックアップ)」ではなく、「原理の異なる多重化」が必要。


地震によって外部電源が喪失した。 あまりにも弱い。(改善求む)


その後の津波によってポンプ用モーター損傷、非常用電源(空冷以外)、直流バッテリー(3号機の一個以外)はすべて水没。 聞いたことないような過酷な状況であった。 しかし(上記したように)津波のせいで大規模事故になったのではない(福島第5と第6は空冷(ヒートシンク)が機能して事故に至らなかった)


メルトダウンは11日の夜(深夜?)には始まってる。 情報はあった。 しかし国民には伝えられなかった。


事故モードになった時は、リアルタイムで地元と情報共有し、避難などの意思決定ができる仕組みの構築が必要


海水注入が遅れた、ベントが遅れた、地震による配管破断、格納容器の設計バージョンの違い、それらの為に炉心溶融を早めたという事実はない。 運転ミスも(調査した限り)なかった。


(改めて)メルトダウンに至った主な原因は「電源」と「冷却(ヒートシンクを含め)」の喪失だった


今後の再発防止策はこの点を中心に議論していただきたい。


3月11日の極限状態で現場の作業員はマニュアルにない処置をしなければならなかった。 あの過酷な状況の中でよく奮闘してくれたと思います




以上です。 この報告書を詳細に解説した動画がアップされてます。 より詳しく知りたい方はこちらの動画もどうぞ。




福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか?(詳細解説) - YouTube


通常の業務と同時進行でこのようなプロジェクトにボランティアで参加し、報告書を作成してのける大前研一さんに脱帽です。





・つづく

その(1)その(2)その(3)その(4)その5へ戻る





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大前研一と考える 営業学
定価:¥ 1,575
レビュー平均:3.33.3点 (9人がレビュー投稿)
4.04.0点 読む人を選ぶか?
5.05.0点 挑戦状のような本
1.01.0点 営業経験ゼロの方々による概念論に終始
出版日:2011-06-17
スタジオ:ダイヤモンド社
クリエーター:ビジネス・ブレークスルー大学学長 大前 研一(編集)
by 通販最速検索 at 2011/08/03



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